NO EXIT? (T人T)

いよいよ入院まで後2日と迫ったので、一応母に状況報告を入れる事に。

件の子宮癌に関してはまだ悪性には至ってないので、今のところ手術の
必要はないらしいんですが、何せ母の勤務する病棟から2人も癌の手術
の為に入院した同僚の看護士さんが出たらしくて(苦笑)、かなり忙しい事
になってるとは聞いてたので、さすがに僕もいい歳なんで付き添いなんか
別にいらんよ、と言おうと思ってたら・・・

母「ゴメン、肋骨折れてて行けないわ」
へー、そりゃ良かっ ・・って、何してくれちゃってんのっ!! ?( ̄口 ̄;)

母「シャンティ(うちの飼い犬)の散歩中にコケちゃって。そのまま仕事
続けてたんだけど、あんまり痛いから外科の先生に診てもらったら折れ
てるって。 しかも心臓にもちょっと異常があるかもだってさ」
・・いや、ちょっ待っ・・お母ぁ様っ。だってさ、じゃねぇっつーの!!

母「だから和喜ちゃん(うちの親父)に代わりを頼んだんだけど・・邪魔?」
うん、邪魔!(即答。所要時間0.002秒) むしろ面倒みきれねぇ!!
母「今回は手術前だから飲み屋の梯子とかしないように言っといたから!」
当たり前だっつーの!! てか、それで奴が分かったかどうかは別だけどね!!

そんなこんなで色々風雲急を告げる胸騒ぎの月曜日。
色んな意味で母親似の僕からも分かるとおり、母もかなり年齢不詳ですが
癌にしろ、心臓にしろ、コケて骨折にしろ、原因は全て歳の所為ですな。
もぉほんといい加減無理させられないので、今回キッチリ根治手術して、
今後はも少し母の面倒を見れるくらい頑張ろうと思います。(T-T) ウゥ・・・

ちなみに例の如く、 親父の事は知らん!!!(笑)
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2008-06-30 : 終日ノタリゝ : コメント : 0 :
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井上雄彦 漫画展レポ3 -風姿花伝-

ここで突然話は世阿弥という昔の偉大な能役者の話に少し触れます。
彼は「秘すれば花なり。秘せずは花なるべからず」という父の遺訓をまとめ
能楽論書『風姿花伝(一般的に広く知られている名は花伝書)』を著した事
でも有名ですが、その同著の中で「能役者が観客に与える感動の根源は『花』
である。『花』は能の命であり、これをどう咲かすべきか、『花』を知る事は
能の奥義を極める事である」と言ってるのですが、これは能の世界に限らず、
全ての創作世界に広く共通する概念や理想でもあります。

より分かりやすく、ここの『花』を再定義し直すと・・・
例えば野に咲く一輪の花の本質とは何処にあるのか? と考えた時に、それは
勿論花という存在そのものや、その花の美しさに本質の一端を見出す事が
出来るのですが、でも花自体は実は其処にただ在るだけで、花を美しいと
定義するものは、それを見た人の心の中に在るものなわけです。
そう考えれば花の本質は花だけではなく、それを見る事で花を見た人の心
の中にも本質が移動するわけで、その人が別の人にその美しさを形容する
事で、その本質は更なる伝播を広い世界へと続けて行くわけです。
だとすれば、花は1でありながら同時に僕達を包むこの世界全てでもある
訳です。 当に個にして全。全にして個です。

・・・全然分かりやすくなってない・・ですか? ・・そうですか(笑)


まぁ何が言いたいかというと、井上氏が武蔵の死生観を通して描き出そう
としたもの、伝えたかったものとは、ストーリーでも、キャラクターでも、
セリフが内包するテーマでも、漫画ですらもなくて、実はその『花』に当た
る武蔵の、井上雄彦自身の『本質』だったのではないかと言いたい訳です。
これは今回の漫画展に行く以前にサイトのOPで提供のFLOWERという
名前を見た時点で最初から感じていた事で、実は手前みそな話ながら以前
や現時点で僕のサイトを見た事がある方ならご存知の通り、僕がこれまで
自分の創作の中でずっとコンセプトとして同様に命題としてきた事でした。

だから僕も優れてるとかいう下らない話をしたい訳じゃないので誤解され
るとアレなんですが(笑)、優劣だとか、勝ち負けだとか、早い遅いだとか
いう瑣末な事柄を除いたとこで、創作をする人間はプロアマ(勿論、編集者
なども含む送り手全般を込みで)関わらず本来皆すべからくこういう感性や
姿勢を持っている(べき)はずで、そういったものを今回こういった形で大々
的にやれる事自体すでに表現者 井上雄彦の凄いところだと思うわけです。

偉大にして当たり前。その『自然』が壮大なのです。
例えば画力が見たいと期待して訪れた人なら、彼の週刊連載活動を通して
の中でしか磨かれえなかったであろう、氏の画力に驚嘆するでしょう。
例えば漫画の最終回を見たくて訪れた人なら、その最終回の生の迫力と共
に、漫画の枠を一歩踏み超えた氏の表現に新鮮な驚きを得るでしょう。

でも普段から同様に一つの表現やジャンルという形骸に拘らず、取り組ん
でいる人には、もしかしたら目新しい物は何も感じないかもしれません。
あるいは、もしかしたら今回の漫画展は同業種の絵描きより、イメージを
言葉に託す文章書きの方々の方がショックを受け易いのかもしれません。
楽しみ方も人それぞれ。感じ方も人それぞれです。

表現者 井上雄彦の真実(本質)は一つです。
でもその作品に対する答えは当然一つじゃありません。
見る人の数だけ。見た人達が心の中に持ち帰った花の数だけ答えが在ります。


近づいて食い入る様にセリフや漫画の流れを追うのもいいし、2回は見る
つもりだというなら1度くらいは僕の様に余計な情報を制限して、数歩離
れたところから作品が放つ『本質』を感じてみるだけなのもいいでしょう。
どうか自分なりの楽しみ方で井上氏の世界に淫し、酔いしれて下さい◎


どの様な見方をするにしろ、其処には井上雄彦氏自身が入り口の武蔵の様
に威風堂々と訪れた貴方を射竦めているはずです。



追記
1500円払って2時間半も並んで来たのに、終始えらく離れたとこから
しか見ない僕を、ずっと各スタッフさんが怪訝な表情で見てたのが印象的
でした(笑)。 しかも眼帯姿の変な客でスイマセン!!
しかも展示物に唯一近づいたのが出口付近売店コーナーの武蔵フィギュア
だけだった事も重ね重ねスイマセン!!
そして「バガボンド」も「スラムダンク」も読んだ事なくてスイマセン!!

何より何も知らないくせにレポートなんかスイマセン!! お粗末様でした!!
2008-06-29 : INSIDE VIEW : コメント : 0 :
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井上雄彦 漫画展レポ2 -死生観-

ようやく夏の日差しと飛んでくる蜂から開放され(笑)、入り口をくぐると
まず初っ端から武蔵の巨大な墨絵が威風堂々と訪れた観客を射竦めます。
そこから随所に墨絵の巨大なパネルや、漫画のコマを切り取ったくらいの
サイズのパネル、千切った和紙に描かれた絵、漫画のコマから飛び出した
構成で壁に直に描かれた絵、それらの全体的な流れを通して微に入り細に
入りのミクロ視点から、感情や衝動を墨の飛沫に乗せた哲学的マクロ視点
に渡る形で、時に繊細に、時に大胆に、霊厳洞に篭って「五輪書」を完成させ、
62歳で逝去する際の武蔵の終の姿が実に見事な筆致で描かれて行きます。

生涯で60回以上の他流試合を行い、内7人を死に至らしめた彼が、死の
際で自分に強く影響を与えた今は亡き人々の幻影(というよりは、己の別の
側面と捉えた方が理解しやすいと思います)と対話しながら、生涯をかけて
自分がこだわり続けた『強さ』『勝つ事の意味』と向き合って行くのですが、
私的見解だけで話を進めさせて頂くと、結局彼が行き着いた強さや勝つ事
の意味の先に在ったものは、『自分の弱さを否定する為の、心の「よすが」
としての強さ』
であり、『そんな弱い自分を討ち消す為の戦いを続けてきた
という意味』
でしかなかった事を悟り、では自分がひたすら求め続けてきた
『真の強さ』とは一体何であったのか?との最後の問いかけの中で、彼は己の
弱さを受け入れる事、その事実を克服する事で初めて己に討ち克ち、恐怖
心からずっと手放す事の出来なかった移行対象としての武器(弱さの象徴)を
手放す事で、克巳という死線上の向こう。彼岸の彼方に位置する強さと、我
知らぬままにずっと求め続けてきた平安をようやく得ます。

泥の中から立ち上がり、自分を常に奮い立たせる為に否定してきた弱さ。
人を愛する事、母親を想う事、他者に負ける事、弱い自分を許す事・・・
そうした様々を許し、受け入れ、己に討ち克ち、武蔵はようやく訪れた真
の安息の中で永い眠りにつきます──


他者の命を奪う事。それが己の命を守る為という正当性は持たないまでも、
人の命を奪う事に何らかの意味が在った時代。またその死生観を描いて行
く事で、井上雄彦氏が真に描きたかった事とは何であったのか?
そして『最後の漫画展』の「最後」が意味する事とは一体何だったのか?
2008-06-29 : INSIDE VIEW : コメント : 0 :
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井上雄彦 漫画展レポ1 -FLOWER-

先日の日記でも記した通り、7月6日まで上野の森美術館で行われている
『井上雄彦 最後のマンガ展』に、友人のクリエイターさん方お二人と
連れ立って、夏の気配濃厚な陽光の降り注ぐ中を行って参りました◎

土日と混雑を避けて比較的開館早々に行ったんですが、平日の午前中にも
拘らず凄い長蛇の列で、チケット購入からさらに入場までが2時間半待ち
という有り様で、最近は連日午後1時には入場規制の為にチケット販売
停止
をする程の大盛況ぶりは、さすがの人気の高さを物語っています。
以前浅草に住んでて、昔から結構頻繁に上野の森美術館にも通っている方
だと思うんですが、さすがにここまで盛況な此処を見た事がありません(笑)
ですので今後行かれる予定の方は以上の事を気をつけて行って下さい。

そんなこんなで何人かの方から感想を聞きたいと言って頂いたので、今回
の漫画展を観て得た僕なりの感想を書いていきたいと思います。

ただ最初にこれだけは予めお断りしておかないといけないんですが、今回
の『井上雄彦 最後のマンガ展』とはおよそ100枚を越える描き下ろしの
イラストやマンガで構成された、美術館全体を使った或る意味におい
ての漫画「バガボンド」の壮大な最終回
です。
ですが、ここでネタバレ注意的な事が言いたいのではありません。

僕が最初に断っておかないといけないのは、以外かもしれませんが漫画を
あまり読まない僕は「バガボンド」を全く知らない状態で観に行った事
そしてこれが一番大きなポイントなんですが、展示されてる漫画の全てを
あえて一切近づいて見ていない、という事・・・
つまり、ネーム(漫画におけるモノローグやセリフ)を一切読まずに感じた、
僕なりの感想だという事をまずご理解頂いた上で、それでも読んでみたい
という興味がおありの方に限り、読んで頂きたいと思います。

また、かなり偏ったイメージを植え付ける恐れがあるので、影響を受け易
い方や、先入観ゼロの段階で今後観に行こうと思っている方は、観覧後に
読んで頂く事をお勧めします。
以上の事を了承した方に限り次の日記のレポートをどうぞ◎
2008-06-29 : INSIDE VIEW : コメント : 0 :
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DOPPELGANGER

20080624_386344.jpg手術までいよいよ10日を切った事もあり、久しぶりの入院に備えて準備を整えると共に、術後を一区切りと捉えて新しく再出発するつもりで色々な事に励む為に諸々を想定の範囲に入れつつ、今まで無駄に積み重ねてきた余分な精神的・物理的重荷を取り除くべく、身辺整理というか新しい生活設計の再構築に向けて真剣に取り組み始めました◎

リビング、寝室、仕事場と大掃除しつつ、要らなくなったものは全て処分して、少しづつ本来の広さを取り戻し始めた我が家に新鮮な心地好さを感じてみたり、これで突然誰か来ても恥ずかしい思いをしなくてすむな、とホッと胸をなでおろしたりてみたり。

なんだか日々気忙しく動き回ってると、余計な事に思い悩む暇すらなくて、
良い感じで集中して目の前の事だけに取り組めてて、鈍足ではあるものの
一歩づつゆっくりと陽だまりの方へ近づけている気がします。
気づけば今月も残すところあと一週間程度。
また段々と自分の中の刻の過ぎ行く体感スピードが加速し始めました。
少ない期日の中でやる事ギッシリ。きちんと計算しながら頑張ろっと!!

とりあえず来月は入院だなんだで無理だろうから、今月末中には乱星先生
の息子さんに進めて頂いた上野の井上雄彦展を見に行けると良いなぁ~☆
1人で行くのも勿体無いから、せっかくだから誰か誘ってみようかな◎
詳しくは此方→ http://www.flow-er.co.jp/
2008-06-24 : INSIDE VIEW : コメント : 0 :
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仮性腐は見た!!

連日の雨続きでジメ×2してて洗濯も出来ないし、最近は入院前に仕上げてしまいたい絵も多いので、料理や食事の事も忘れて絵ばっかり描いてたりするので、相変わらず体重減少が止まりません。(T-T)
なんだか嬉しい様な、悲しい様な・・・(苦笑)

てな事で、最近外に全く出てないので特に日記を書く様な出来事もないので、先日打ち合わせの為に駅に向かうバスの車中での出来事の話でも。

駅までの道程のちょうど中程に位置する学校前から、いつもどおり大量
に小学生の集団が乗車してきて僕の周囲を包囲したんですが、ちょうど
後ろに立っていた小学2年生くらいの女の子達の会話がふいに耳に飛び
込んできました。

少女「そうそう。A君は人気は高いんだけど、恋愛対象としてはどうか?、
って感じだよね」

・・君・・凄く流暢な言葉で澱みなくサラっと凄い事言ったよね、今・・
おじさん、軽く何か刺さったな・・ いや、恋の矢とかじゃない方のやつ


少年「じゃぁ、漏れとかはどうよ?」
少女B「『もれ』って何よ?」
少年「2ちゃんでは俺の事を『漏れ』、お前らの事を『もまいら』って言
うんだよ」

・・そうなんですか・・僕、2ちゃんとか全く見ないんで勉強になります・・


大人びた子供の会話と、聞きいる大人になりきれないダメな代名詞の僕。
どうやらこの世界の病巣は未来に渡り相当根深いみたいです・・・(笑)
2008-06-23 : 終日ノタリゝ : コメント : 0 :
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荊ノ心

サイトトップのコメントでも触れたとおり、水面下で着実にリニューアル
作業が着々と進行しています☆ (((;>Д<)))b


当サイトは表に明確に出てるコンセプトと、全く気づかれない暗示と隠喩
としての裏コンセプトなどが棚子構造で存在していますが、基本的な部分
では訪ねて来てくれたお客さんが単純に頭を空っぽにして楽しんで頂ける
事を念頭に置きつつ、「未だ絵を描いていなかった頃の自分」「絵を描き
始めたばかりで色々な刺激を求めていた頃の自分」
に、「今の自分」が最
も見てもらいたいサイト、って部分を意識して作ってます。

だから裏コンテンツでのメイキングのページ一つとっても、昔自分が拝見
しに訪れた多くの作家さんのサイトや画集等で見る事が出来るメイキング
は、一読者的視点から見れば一番知りたい根幹の部分を曖昧にしたもの
も多く感じ(そこに商品価値があるのだから当たり前なのかも 笑)、いつも
今一つはぐらかされている気分になる事も多々あった事もあり、今回自分
自身がメイキングページを作る際には、少なくとも見た瞬間に完全に僕
と同レベルのクオリティーが即得られる
事を想定して作ってます◎

以前某所でもメイキングを公開した時に多くの同業関係者から「ここまで
見せていいの?」と聞かれた事がありますが、僕が日々研鑚と試行錯誤
して積み上げてきたの部分を、今回公開する事で多くの人の基本値と
してのの状態にまで戻す事で、また新たな努力や切磋琢磨を余儀なく
されるところまで自分を追い込む事になり、僕が新しく進化を遂げる為に・
自分自身がオリジナルで在り続ける為に、此処から更なる飛翔を遂げる
為に何が必要なのか考えざるを得ない窮地に自分を立たせる事が、今
の自分に一番必要な事の様にここ最近ずっと感じていました。

NO PAIN NO GAIN... 痛みなき所に成功なし。
絵描きである以前に表現者として、常に求道者でありたいと考える僕の
一つの結論の形です。単純になのかもしれませんが・・・(苦笑)
2008-06-18 : INSIDE VIEW : コメント : 0 :
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DEATH TRANCE

20080616_382910.jpgちょっと前に親友のイラストレーターさんから「哉井君の日記はどうしていつも過去の日記が突然大量に現れるのっ!?」と言われたんですが──
スイマセン。今回もご多分に漏れず、いつもの様に大量投下な有り様ですっ。
過去の日記がまたまた突然お目見えで、相変わらず彼の方は驚いている事でしょう(笑)。

アレなんですよ。なんちゅーか僕が絵を集中して描いてる時は、脳みそが完全に絵を描く専門の脳みそになってて、そういう時は日記やメールも含めて文章関係は一切書けない状態になるらしく、逆に一旦文章を書く脳に切り替わると、しばらく書けなかった分の様々が溢れ出すらしくて、ついつい容量オーバー気味にDLしてきちゃって困ってしまいます。 (^ ^;ゞ
もっとお互いを食い合わないバランス良い優脳であって欲しいんですが・・

そんなこんなで地味に日々サイトがリニューアルを続けております。
多分近々本格的に小説コンテンツも毎週更新で色々作品が出て行きますし、
当初はただの隠しページだったはずのページも、本サイトのギャラリーの
展示イラストの数を余裕で越える100枚以上の絵がある事が判明し、急遽
サイトの基本構成と同じ形態でコンテンツが全く別の、完全な裏のサイト
みたいな規模になってきました・・・(苦笑)
なんだかんだで見るべきものが無かったこのサイトも、少しづつ彩りが増
えて行きますので今後ともどうか末永くお付き合い下さいませ◎

ちなみに今、↑のカイヱがたくさん登場するエントランスムービーの作成
にも入っております。作画枚数が尋常じゃないよ、ムター・・ (T-T)
2008-06-16 : 『f*lowlish LIFE』 : コメント : 0 :
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DOOMS DAY

そんなこんなでここしばらく色々と思うところがあって、創作とひたすら
ずっと向き合う事が自分にとって最も必要な期間だったので、ネットから
一旦離れてたんですが、ようやく一段落ついて区切りのいいとろで落ち着
いてきたので、最近思った事などをチョコ×2書いてみたいと思います。
ちなみにマイブームは懐菓子。チェルシーとキャラメルコーン。郷愁!(笑)

以前の日記でも少し触れてますが、某月某日某所。
いまさら語る必要が無いくらい連日連夜に渡り頻繁に報道されているので、
知らない方はまずいないと思いますが、実に痛ましい事件が起こりました。
前日の同じ頃には、うちのスタッフ達とみんなでブラブラと観光がてら楽
しく談笑しながら歩いていた交差点。
そんな日常のすぐ傍に、バケツでばら撒いた様な大量の
血痕・・・

そのあまりのセンセーショナルな出来事に、報道する側も受け手側も容疑
者の素顔を知ろうと闇雲に方々で言葉を並べ立てました。
「感心」の持ち方を間違えている人達が多い昨今では、事件の経緯や犯人
の心理を知ろうという動きすら、理解不能な怪物の出現にバックボーンと
いう分かりやすい動機という理由をつけて、罪悪の所在を明確にして安心
しようとしている様に僕には映ります。

事は複雑で単純です。
彼が何を考え、何に苛立ち、何を思い、行動に駆り立てられたのか。
実はその事自体は正直さしたる問題ではない様な気がします。
一番の問題は彼がそれらを他者に訴える為の表現手段として、殺人という
行動に走ったという一点です。
25歳に見えない彼に限らず、かつての17歳、多くの容疑者達が今まで
も日常の中にある僕らが普段からごく当たり前に直面している問題に大し、
自己表現手段として殺人を妥当とした精神状態は果たして異常だったと言
えるのでしょうか? ある意味では間違いなく異常心理と言えます。
でも彼に殺人という害悪に対するモラルが以前から著しく欠如してたとは
正直僕にはどうしても思えないのです。

そしてその事を考える時、1日ずれてあの場所に僕が立っていた場合・・
僕は倒れた人を助けに入ったかもしれない事実を踏まえ、自分自身が常に
被害者にも加害者になりえる可能性がある事を想像してしまうし、きっと
多くの人が無自覚なまま同じ現状に晒されている事に、何の想像力も危機
感も持ちえてない事にむしろ恐怖を感じたりしてしまいました。


僕のサイトのコンセプト。今作っている入り口ムービーの一番最後には、
英語で『武力を捨て、表現で対話しよう』といった意味合いのメッセージ
が現れます。 表現に携わり、表現を信じるからこそ、今回の事件に対し
自分の表現で何かを伝えなきゃいけないと悩んでた数日間・・・
未だ答えは見つかりません。そう簡単に見つかるものでもないでしょう。
だけど僕は彼が行った表現だけは絶対に許す事が出来ないから。
僕はこれからも悩みながら、僕なりの表現と向き合っていくつもりです。

・・・そんな事をずっと考えていた最近でした(苦笑)
2008-06-12 : MESSAGE IN A BOTTLE : コメント : 0 :
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HAPPY TOGETHER DAY3

以前からずっとゆっくり色々と語り合う機会を持ちたいと密かに願ってた、
歳の離れた大親友。伝奇時代小説の大家、えとう乱星先生の御宅にお邪魔
する事に♪(実際の距離は案外近いのに電車に乗るとかなり遠回り 笑)
「何でも用意するから好きに食べたい物を言いなさい」と仰って頂いたので、
独り身で家庭の味から遠ざかっていた僕は迷う事無く「奥様の手料理を・・」
と贅沢な注文をしてしまったんですが、基本的にザルな家系の僕の為にと
あらゆる種類のビールを大量にと、実に手際の良い奥様が次々とたくさん
の料理を作り盛大にもてなしてくれて、これがまた全て実に美味しいっ!!
当に良妻賢母。美人だし、理想の奥様で羨ましいっ!! (T人T) シアワセデシタ!!

ずっと話したくて話せなかった様々な事。身の回りの事。最近腹に据えか
ねていた事。作品の事。創作の事・・・ お昼から深夜にかけて実に色々
な事を話し合い、ますますお互いの心が近づけたと確信出来た至福の1日。
帰りはドライブがてら、わざわざ車で家まで送って頂いたんですが「何か
哉井君がピンチの時にすぐに駆けつけてやれないと困るから」
と、
何から何までほんと暖かい気遣いと心づくしでもう・・・ (T人T)ウゥ・・・

雨上がりの橋の上。車窓から見る街灯の光は幻想的で綺麗だったなぁ~☆

年末にやる予定の僕の作品の参考にと、登場人物とその時代背景がかなり
の部分で共通している(とはいえ僕のは荒唐無稽な世界観過ぎて、伝奇時代
作品とは口が裂けても言えないですが 笑)、乱星先生の処女長編小説の
『蛍丸伝奇』と、出版社は違うけど姉妹作的『十六武蔵』の2作品を頂く。
最近絵を描く時間以外に読み進めてるんですが、これが実に面白いっ!!
虚実の魅力的な配合のさせ方から、実に多いキャラクター達を個々全てに
きちんと際立ったキャラ立ちをさせている巧みさといい、それらが織り成
す柔軟で瑞々しい刺激的な作劇の力には、改めて敬服する事しきりで。
僕は後に出るんだから絶対に負けないようにしなくちゃっ!! (((; ̄Д ̄)))


かくて怒涛の3連続外出は無事終了。引き篭もりのわりに頑張った!(笑)
みんなに分けてもらったたくさんの元気。ちょっとづつ何か暖かい力に換
えて、好い形で作品へと還元して行きたいと思います◎
2008-06-09 : 終日ノタリゝ : コメント : 0 :
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