武侠

─という言葉をご存知だろうか?
よくヤクザ物の『任侠~』などで目にしたりすると思うんだけど、本来この『侠』とは仁や義等の徳に則り、己の信念に基づいた正義を行う精神を表す言葉で、その道理を通す手段として日々修・鍛錬を重ね、武を体得した者達を称す言葉が武侠である。

ま・堅苦しい講釈は抜きにして、ざっくばらんに噛み砕いてお話しすると、義理や人徳を兼ね備えた強い武人こそが武侠であり、その武侠達が乱立・群雄割拠し、入り乱れつつ展開する悲喜交々を描いた作品が武侠小説として広く愛され、その結果昨今では頻繁にドラマ化される様になり、益々幅広い人気を博し、多くのファンを魅了し続けている。

斯く言う僕もその一人な訳ですが、曲亭馬琴によって創られた『南総里見八犬伝』や、立川文庫に代表される『真田十勇士』等の、所謂戯作に心躍らせた過去を経てきた身からすると、好きにならなきゃおかしい(?)題材とも言えるこのジャンル…

では一般の方にはとっつき難い作品かといいますと、然に非ず。
要は、鍛錬の結果、超人的武術を身に付け、内功や外功と呼ばれる気の発現や、軽(身)功による飛翔まで可能にした、喩えればドラゴンボール的アクション劇を縦軸に、好漢である主人公に心惹かれていく複数のヒロイン達の恋愛模様を横軸に、総てが複雑に絡み合いながら展開する、エンターテインメントなのだ☆

正直、映画も漫画も小説も、嘗て程の綺羅星の如き傑作が輩出されなくなった昨今…
最近の創作物にいまひとつ魅力を感じられなくなった方々にこそ是非手に取ってみて欲しいです。
テレビドラマシリーズとか、絶対女性も超ハマると思うんだ♪
うちのオカンすら中毒みたいに夢中になって観てるし(笑)

日本でももっと伝奇や、こういうジャンルが活性化して根付いてくれれば良いんだけどな~。
出版社が及び腰だからダメか…(苦笑)
2013-05-22 : モノ語り : コメント : 0 :
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