BLADE DANCER

目下鋭意構築中の作品がを主眼の一つとして扱った作品である事もあり、必然避けては通れぬ命題の一つ、『剣禅一如』の精神とは… という問いと向き合い自問自答を繰り返す日々を送ってます。

恐らく日本人ならほとんどの人が知っての通り、かつて日本では刀を腰に差していた時代があった。
この刀とは当然武器であり、人が人の命を、人生を、断ち切り、奪える凶器でもあった。
狂気を孕み手にする者にとれば当に凶器そのものであり、一度抜き放てばいとも容易く他者の「生きたい」というささやかな願いすら断ち切ってしまうもの…
故に本来は、刀を抜くという行為自体が厳しく監督されていた。

日本ではテレビ時代劇の影響ですっかり侍がすぐ町民に対し刀を抜く印象が定着した感があるが、実際は将軍治世下の抜刀騒ぎは=治安の乱れ=将軍の威光失墜を示す事になりかねない為、理由無く抜く様な事でもあれば切腹や断絶といった厳罰に処される事も少なくなかった(この為、形骸・弱体化の一途を辿る侍に対し、度胸試しで無礼を働く町民や、挑発し憂さ晴らしをする浪人者もいた)。

それでも『刀は武士の魂』で在り続ける──

それはきっと冒頭に記した様に、ある意味刀が絶対的権力といったものを象徴する一方で、己の心という鞘に収める事さえ出来れば持ち手の資質や得、謂わばその者の魂の在り方を見出す事すら出来る事に起因しているのかもしれない。

思えば今巷に広く流布する作品の多くに刀を持ったキャラクター物が散見される様になったけど、一方でそれら作品の多くの刀が持ち手の魂の在り様の象徴としてではなく、ただ単に必殺技を放つ為の只のガジェットとしての形式上の存在でしかない作品ばかりな気がするんだよね。。。
ま・それでも作品自体が面白ければ何ら問題無い訳なんだけど、でも実際そういった事をちゃんと考えないで描かれてる作品って、往々にして作品自体面白くないって事がほとんどなんだよな~(苦笑)

僕もその辺の事をしっかり胸に刻み込んで、魂の宿った作品創りに励みたいと思います!
2013-07-04 : INSIDE VIEW : コメント : 0 :
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