PRAYER

昨日は朝一に満員電車で押し合い圧し合いながら診察へ。所要時間2分。
でもどうやら手術は1回では終わらないかもしれないらしい。
不幸中の幸いは絵を描くのにそれほど支障が無いところか・・・。
最近やる事為す事お金がかかるから、もっとガシガシ仕事入れたいところ
なんだけど、万が一を考えると責任ある立場として誰にも迷惑かけない事
を考えないといけないから、能動的になりきれないのが辛い。

病院を後にし、今後の手術の事などについて伝える為に、家路へ向かう道
すがら実家に連絡を入れると、電話口に出た疲れた声の母親の口から大好
きだった祖父が死んだ事を伝えられた。

誰にも優しく『仏の捨次』とあだ名された祖父は、本当の仏様になった。
平成20年5月6日午後8時4分。享年88歳。

若手医師による医療ミスが原因だった。


悲しみとは行き場を無くした想いだ。
突然消えてしまうと思わなかった命。渡たしそびれた多くの想い。
大切なものを失くした我が身を儚んで泣き暮れる様な、分別を欠いた行動
をするほど未熟で独りよがりではなくなったけれど、それが冷静であるが
ゆえの事なのか、感覚が麻痺してるゆえの事なのか、正直今はまだ現実感
が思考のスピードに追いついてなくて、判断出来ないままでいる。
『運命』なんて言葉で何かを無理やり納得させるほど信心深くもないし、
憤りに理由と指向性を持たせて激情に駆られたいわけでもない。

ただ、相変わらず足掻いても足掻いても災厄の触手が僕を絡めとり、絶望
の底へ沈めようと舌なめずりしつつ這い寄って来るのなら、どう足掻こう
とその現実が変わらずそこにあり続ける限り、悲しみに足を竦ませるより
も自らを無理やりにでも奮い立たせ、突き出さなきゃいけない何かがある
はずなんだ・・・今はまだ、自分にはやらなきゃ行けない事がある。
やるべき事があるはずなんだ・・・。



せめてもの救いは苦しまずに逝けたらしい事だ。


ごめんね、爺ちゃん。いつかまたいつか、綺麗な場所で。
もう少しちゃんと誇れるような孫になって逢いに行くから。


それまでは一旦おやすみ。 どうか安らかに・・・
2008-05-09 : MESSAGE IN A BOTTLE : コメント : 0 :
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