浮世の随に

最近また僕の中で密かに歌川国芳が沸々と再燃してます。

あ! そういえば、以前の日記でも何かと名を上げさせて頂く事の多かった木版画家 川瀬巴水ですが、聞くところによるとどうも国芳の玄孫弟子に当たるんだとか。
自分が常々敬愛し大いに影響を受けた、別々の時代を生き、別々の機会に知った二人の偉大な先達が、実はそんな縁で結ばれてたのだという事を知り、その偶然にちょっと嬉しい鳥肌が立ちました♪

ちなみにこっちが国芳の浮世絵 『東都名所 佃嶋
20140725a.jpg

そしてこっちが巴水の木版画 『東京十二題 深川上の橋
20140725b.jpg

どことなく似てなくも… ない?(笑)

国芳は同じ時代を生きた同門の天才 広重と比して『奇想の天才』と評される事も多いですが、その一見突飛に見える手法や着想で描き出した作品は、俯瞰から浮世(当時の世相)の在るべき姿を瑞々しく、的確に射抜くかの様な視点で写し出しており、その力強さは後世の人間が勝手にあぁだこうだ言うのを「無粋だね」と嘲笑う様ですらあります。

僕も属す世界こそ漫画やアニメ・ゲームと違いますが、ある意味創作という奇想を通して現代の姿を写し出そうと試みている訳で、そういった意味では僕が国芳や巴水に強く心惹かれているのも、広義で浮世絵の精神をどこかで継承しようとしてるからなのかもしれません。
2014-07-25 : 『f*lowlish LIFE』 : コメント : 2 :
Pagetop


コメントの投稿
非公開コメント

ですよね◎
> ちろさん
多分時代は変わっても、受け継がれるもの、脈々と生き続けるものがあるんでしょうね。
それはきっと血よりも濃厚な結びつきで、僕の様に縁の無い者にも引き継げるものなのかも◎

> 国芳って、才能はもちろん、その人柄もとても好かれていたと聞いたことがあります。
ずば抜けた才を持ちながら、国芳の名を一躍世に轟かせる事になる水滸伝の挿絵を発表する30歳までの間、彼は不遇の人生を歩んでたと言えなくもありませんしね。
それ故に彼は弟子達に同じ思いはさせまいと、自分に来た依頼も含め、弟子達同士の間でも好い仕事は分け合うように差配していたといいます。

また、江戸の華でもある火事騒ぎの時は、弟子達一同と揃いの半被を着、火消しの手伝いを率先して行ったとも伝えられてますし、当に粋な人柄だったのでしょう♪
2014-08-05 07:33 : 哉ヰ涼 URL : 編集
似てますねー!('∀'*)
どこをどうとか上手く説明出来ませんが、雰囲気というか、空気感が似てる!
国芳って、才能はもちろん、その人柄もとても好かれていたと聞いたことがあります。
自分も大変な時代を過ごしたからかとても弟子思いだったようで、弟子達もそんな国芳を敬愛していたんでしょうね(^^)
2014-08-05 00:28 : ちろ URL : 編集
Pagetop
« next  ホーム  prev »

BACK 2 HOME

CALENDAR

GAME