DOOMS DAY

そんなこんなでここしばらく色々と思うところがあって、創作とひたすら
ずっと向き合う事が自分にとって最も必要な期間だったので、ネットから
一旦離れてたんですが、ようやく一段落ついて区切りのいいとろで落ち着
いてきたので、最近思った事などをチョコ×2書いてみたいと思います。
ちなみにマイブームは懐菓子。チェルシーとキャラメルコーン。郷愁!(笑)

以前の日記でも少し触れてますが、某月某日某所。
いまさら語る必要が無いくらい連日連夜に渡り頻繁に報道されているので、
知らない方はまずいないと思いますが、実に痛ましい事件が起こりました。
前日の同じ頃には、うちのスタッフ達とみんなでブラブラと観光がてら楽
しく談笑しながら歩いていた交差点。
そんな日常のすぐ傍に、バケツでばら撒いた様な大量の
血痕・・・

そのあまりのセンセーショナルな出来事に、報道する側も受け手側も容疑
者の素顔を知ろうと闇雲に方々で言葉を並べ立てました。
「感心」の持ち方を間違えている人達が多い昨今では、事件の経緯や犯人
の心理を知ろうという動きすら、理解不能な怪物の出現にバックボーンと
いう分かりやすい動機という理由をつけて、罪悪の所在を明確にして安心
しようとしている様に僕には映ります。

事は複雑で単純です。
彼が何を考え、何に苛立ち、何を思い、行動に駆り立てられたのか。
実はその事自体は正直さしたる問題ではない様な気がします。
一番の問題は彼がそれらを他者に訴える為の表現手段として、殺人という
行動に走ったという一点です。
25歳に見えない彼に限らず、かつての17歳、多くの容疑者達が今まで
も日常の中にある僕らが普段からごく当たり前に直面している問題に大し、
自己表現手段として殺人を妥当とした精神状態は果たして異常だったと言
えるのでしょうか? ある意味では間違いなく異常心理と言えます。
でも彼に殺人という害悪に対するモラルが以前から著しく欠如してたとは
正直僕にはどうしても思えないのです。

そしてその事を考える時、1日ずれてあの場所に僕が立っていた場合・・
僕は倒れた人を助けに入ったかもしれない事実を踏まえ、自分自身が常に
被害者にも加害者になりえる可能性がある事を想像してしまうし、きっと
多くの人が無自覚なまま同じ現状に晒されている事に、何の想像力も危機
感も持ちえてない事にむしろ恐怖を感じたりしてしまいました。


僕のサイトのコンセプト。今作っている入り口ムービーの一番最後には、
英語で『武力を捨て、表現で対話しよう』といった意味合いのメッセージ
が現れます。 表現に携わり、表現を信じるからこそ、今回の事件に対し
自分の表現で何かを伝えなきゃいけないと悩んでた数日間・・・
未だ答えは見つかりません。そう簡単に見つかるものでもないでしょう。
だけど僕は彼が行った表現だけは絶対に許す事が出来ないから。
僕はこれからも悩みながら、僕なりの表現と向き合っていくつもりです。

・・・そんな事をずっと考えていた最近でした(苦笑)
2008-06-12 : MESSAGE IN A BOTTLE : コメント : 0 :
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