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3分半という永遠

絵師の方が初心者や学生さん等に絵の事について語る際、『顔や上半身ばかり描いててはダメ』と口にされるのをわりとよく見かける事があります。
勿論本来の真意としては、『自分の得意なものや描きたいものだけ描いてる様じゃ、なかなか成長に繋がらないよ』って事なんですが、実際上記の発言をしてる絵師の方自身がきちんとそれを自覚した上で発言されている場合は、ぶっちゃけそう多くはない様な気がします(苦笑)

では実際、顔や上半身ばかり描いていては本当にダメなのか── というと…
僕の個人的見解ではありますが結論から言うと、正直全然そんな事はありません。
例えば本当に上手な方というのは、指先に至るまで神経の行き届いた絵を描かれますが、それは手をあらゆる角度から分析・理解し、幾度も反復して描き続ける事で体得出来た努力の賜物とも言える訳で… 決して一つのものを描き続ける事だけが悪いという訳では勿論ありません。

まず何より大切なのは、それを描く事を通し自分が何を表現したいのか!?を明確化する事です。

アップの表情たった一つでも見た人達に様々な感情を喚起出来るなら、それ以上素晴らしい表現はないですし、逆に全身を描いてても何処かでよく見かけるポーズをとってつけただけでは、何を表現したいのか全く伝わらない、なんて感じる作品を見かける事も日常でよくあるのではないでしょうか。

大多数の人間が共通言語の様に語る言葉には、『共通する認識』と錯覚した際に生まれる弊害も存在し、その表層だけをなぞり、実力・技術・理論だけの偏重へと傾倒した場合、往々にして丘に登った井の中の蛙を生み出す様な結果にしかなりません(苦笑)


身も蓋も無い話ですが、例えば凄く情感にまで拘った背景の在る1枚絵を描いたとして──
他者がその絵に手を止め、じっと見入ってくれる時間は精々3分半程度です。
音楽なら短い曲で一曲分程度の時間、と謂えば想像して頂き易いでしょうか。

でも、そのたった3分半を永遠に等しい逢瀬に感じて頂ける様な表現にする為、僕らは今日も命を削る覚悟で気愛を込めて絵を描いている訳ですけどね☆

これを今見て下さってる貴方にも、何かが届きます様に。。。 (*˘︶˘*).。.:*

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2015-03-05 : 終日ノタリゝ : コメント : 0 :
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